黄金比を利用したフレームで美しさを演出する
いつも居る空間だから気持ちの良い空間にしたい!
毎日生活している空間や新しく生活する空間を、より気持ちが良くなる空間にしたい!
と考えている読者の方も多いかと思います。
どんなフレームを飾ったりすれば、気持ちが良い空間が出来上がるのでしょうか?
フレーム素材その物の良さ?色使い?空間に合うサイズ感?やっぱり作品次第じゃない?…
そこには沢山のアイデアやテクニックがあり正解は一つではありません。
それを探って行って、空間をバージョンアップさせていくのも楽しいですよね。
“安定し美しいフレーム”を飾る
沢山あるアイデアの中の一つとしてぜひお勧めしたいのが
“安定し美しいと感じるフレームを飾る”と言う方法です。
それでは”安定し美しいと感じるフレーム”とはどんなフレームか見ていきましょう。
それは古来から最も美しいとして使われてきた比率が関係しています…
黄金比
一度は聞いた事があるかも知れません。
黄金比とは1対1.618の比率の事を言います。
ギリシャのパルテノン神殿やエジプトのピラミッド、フランス凱旋門やミロのビーナス、ダヴィンチのモナ・リザ、葛飾北斎の富嶽三十六景など、誰もが知っている多くの建築物や美術作品の傑作に黄金比があることが知られています。
黄金比の比率を紐解いていくと、自然界において生物の生存のための理にかなった必然的に現れた数と形として黄金比が存在することがわかります。つまり、自然が作り出す造形美が黄金比率が最も美しい比率とされる由縁です。
この最も安定し美しいとされる黄金比は、現代でも建築やグラフィックやロゴなどデザインの世界では良く知られ、建築物やデザインの中における黄金比の使用は、代表的なスキルやテクニックの一つとして認識され広く用いられています。
建築やデザインと密接な関係のインテリアの空間作りにおいても、黄金比はとても相性が良いと言えるのではないでしょうか。
さらにもう一つ日本人には安心感と親しみを感じる比率をご紹介します。
白銀比
白銀比とは1対1.414の比率の事を言います。
日本人には自然と馴染みが深い比率。
法隆寺金堂や五重塔、薬師三尊像や興福寺阿修羅像など、日本古来の建築や彫刻に白銀比を基本としているのを確認できるそうです。
1.414という数字は√2で正方形の対角線の数字になります。正方形の対角線を長辺にした長方形の比率ということになります。丸太を切り出す際に無駄を出さずに切り出せるのが正方形で日本人の物を大切にする合理的な精神を反映し生まれたものでは無いかという説があるそうです。
白銀比は日本人の生活に溶け込んでいるため、自然とDNAの中に安心感と親しみのある美しい比率として定着しているのかも知れません。
白銀比は、現代でもA判B判の用紙や建築やキャラクターデザインなど私たちの暮らしの中に広く活用されています。黄金比同様インテリアの空間作りにおいてもヒントを与えてくれています。
フレームを飾ることで気持ち良くなる空間にするアイデア
黄金比を利用したフレームで安定した美しさを演出する!
空間の中に安定し美しいとされる黄金比や安心感と親しみを感じるとされる白銀比のフレームを取り入れてみることで、毎日の暮らしの中に気持ち良い空間を作る一助になってくれるかもしれません。
日常よく目にするフレームとその作品が、安定し美しい物で、安心感があり親しみを感じやすい物であれば、暮らしにも良い影響を与えることは明らかでしょう。
ぜひフレームを飾りたいと思った時にヒントにしていただれば光栄です。
アクセスハーツフレームの商品の中にも黄金比と白銀比、それに近い比率のフレームを取り揃えています。気に入って頂けたら、黄金比の無垢材のフレームを暮らしの中に取り入れてみてくださいね。
黄金比のフレーム商品はこちらから
さいごに
私たちの身近なところにさまざまな黄金比率や白銀比率が活用されています。
意識して自分でも活用できるようになったら、ちょっと暮らしが面白くなりそうですね!
ここでは単純に空間の中においてのフレームの比率について述べてきました。
フレームの中に入る写真の構図作りやプリント作り、マットマウンティングなど、写真と比率の関係はとても深く密接なので、また別の記事でご紹介出来たらと考えています。
黄金比などを活用することで作品がさらに魅力的になったらすばらしいですね。
ぜひ楽しみにお待ちください。… でも記事作りは難しい…
最後まで読んでいただきありがとうございました!
こんな方に
インテリアの空間を改善したい方
どんなサイズのフレームが良いか思案中の方
安定し美しい見映えをフレームにお求めの方
より気持ちが良くなる空間設計をお考えの方